2026-06-08
YouTube推奨LUFSとは?わかりやすく解説
どうも、YouTube・Spotify向け音量最適化ツール TunelON(チュネロン) 運営者です!
動画編集、または音楽制作をした経験がある方は、 一度は以下のような経験をされたことがあるのではないでしょうか?
- 「他の動画・音楽より音が小さい」
- 「自分では大きくしたつもりなのに再生すると迫力がない」
- 「音割れしないようにしたら今度は小さすぎる」
その原因の多くはズバリ
LUFS(ラウドネス) にあります。
この記事では、
- LUFSとは何か
- YouTubeが推奨する音量
- なぜ-14 LUFSが重要なのか
- 音量を上げすぎると(または低すぎると)動画アップした際にどうなるのか
を解説します。

LUFSとは?
まずさっそくですが、 LUFS(Loudness Units Full Scale)とは、 一言でいってしまえば、
人間の耳で感じる“音の大きさ”の基準値です。
単純に制作ソフトのピークメーターだけを見て音量を判断した場合と 、実際に人間の耳できいた場合での音量感には違いがあります。
これが、多くの動画制作者や音楽制作者が音量問題で悩む大きな原因になるのです。
そこで登場するのがLUFSです。 現在では
- YouTube
- Spotify
他多くの配信サービスで採用されています。
LUFSとdBFSの違い
よく混同するのが、LUFSとdBFS(decibels Full Scale)です。
まず、dBFSはデジタル音声における「最大音量」を表します。
0 dBFSが上限で、それ以上大きな音は記録できません。(0を超えたシグナルはすべてクリッピングします)
普段使用される映像・音楽制作ソフトのデフォルトメーターは大体このdBFS基準のものが多いのではないでしょうか。
一方、LUFSは「人間が感じる平均的な音量」を表します。
| 項目 | dBFS | LUFS |
|---|---|---|
| 何を測る? | 瞬間的な最大音量 | 人間が感じる平均的な音量 |
| YouTubeが重視するもの | △ | ◎ |
このLUFSを計るには、LUFS計測用のラウドネスメーターが必要となります。
例えば、次の2曲を考えてみましょう。
音楽A
- サビだけ大きい
- それ以外は静か
- 最大音量:-1 dBFS
- 平均音量:-14 LUFS
音楽B
- 最初から最後まで音量(音圧)が高い
- 最大音量:-1 dBFS
- 平均音量:-8 LUFS
どちらも最大音量(dBFS)は同じです。
しかし実際に聞くと、音楽Bの方がはるかに大きく感じます。
これは、人間が音楽を聞くときに「瞬間的なピーク(dBFS)」ではなく、「一定時間の平均的な音量感(LUFS)」を感じ取っているためです。
つまり、
dBFSだけでは「実際にどれくらい人間の耳にとって大きく聞こえるか」は分からないのです。
YouTubeやSpotifyなどは、視聴者が動画や楽曲ごとに大きく音量調整をしなくても済むよう、ラウドネスノーマライゼーション(音量の自動調整)を行っています。
その際の音量の基準として使われるのが、LUFSという指標です。
YouTube推奨LUFSは?
YouTubeの推奨音量としてよく知られているのが -14 LUFS です。
前述しましたが、YouTubeでは再生時にラウドネスノーマライゼーション(音量の自動調整)が行われるため、必要以上に音を大きくしても再生時に下げられてしまうことがあります。
そのため、YouTube向けに動画や音楽を制作する場合は、-14 LUFS前後に調整することが一般的な目安とされています。
YouTubeにアップした際のイメージ
| アップロード音量 | YouTube再生時の傾向 |
|---|---|
| -20 LUFS | 大きな変化は発生しにくい |
| -14 LUFS | 大きな変化は発生しにくい |
| -10 LUFS | 音量が下げられる可能性がある |
| -8 LUFS | 音量が下げられる可能性が高い |
この表の通り、
一般的には、YouTubeのラウドネスノーマライゼーションにより、大きすぎる音源は再生時に音量が下げられる傾向があります。
YouTube側で音量を下げられると、 場合によっては
- 意図したラウドネスで再生されなくなる
- 音圧感が弱く感じられることがある
- 音の印象が変わる
一方で、音源が小さすぎる場合は注意が必要です。
YouTubeでは、小さい音源が必ずしも十分な音量まで引き上げられるとは限りません。
その結果、
- 他の動画と比べて音が小さく感じる
- 視聴者が手動で音量を上げる必要がある
- スマートフォンでは聞き取りにくくなる
- 動画の離脱につながる可能性がある
といった問題が発生することがあります。
特にトーク動画や解説動画では、音量が小さいだけで「聞きづらい動画」という印象を与えてしまうこともあります。
そのため、最初から-14 LUFS前後を目安に制作しておくと、再生時の音量変化を最小限にすることができます。
まとめ
YouTubeの音量管理で覚えておきたいポイントは次の3つです。
- LUFSは人間が感じる音量の指標
- YouTubeの実質的な基準は-14 LUFS
- 配信先プラットフォームによっては大きすぎる音源は自動的に下げられ、小さい音源は自動的に上げられるとは限らない
そのため、YouTube向けの動画や音楽を公開する際は、
-14 LUFS前後
を目安に仕上げるのがおすすめです。
音量を適切に管理することで、視聴者にとって聞きやすく、他の動画とも違和感なく再生されるコンテンツになると思います。
簡単に適性音量にしたい場合には、TunelON(チュネロン)を。
TunelONは、 YouTube・Spotify向けのラウドネス調整(-14 LUFSへ自動調整)に特化したオンラインツールです。
- ログイン不要
- インストール不要
- ブラウザだけで利用可能
- -14 LUFSを基準に自動調整
音量のばらつきが気になる方や、動画投稿前の最終チェックにも活用できます。
「LUFSの測定方法が分からない」
「YouTube向けの適切な音量に調整したい」
そんな方は、ぜひ一度お試しください。